バンダイ 1/144 HGUC ガンダム(連邦軍V作戦セット)
2010年10月4日完成
制作期間:約2ヶ月(2010.8〜10)
1/144のHGUC RX-78ガンダムです。ガンプラって言うくらいで、これを作らんと始まらんであろう主役であるガンダムなんですが、実は小生、これが初めてのガンダムです。HGUCとか旧キットとかって区別なしに、 ガンダムを作るのが初めてなんですな。
そんなこんなで作り始めたものの、明確にテーマというか目的を持って作り始めたわけではないので、イキオイでこんなんになってしまいました。
塗装パターンはプロトタイプガンダムを参考にしたんですが、プロトタイプをつくったわけではありません。あくまでアムロ少尉の搭乗機であるRX-78-2ガンダムです。本来の青・赤・黄・白のトリコロールカラーは、どう考えても兵器っぽくない。試作機としての配色だと考えれば納得もできますが、それは劇中の最初だけの話。ホワイトベースがルナツーか地球に降下した時点で、実戦を意識した塗装が施されたハズ。
ところが、あまりに兵器っぽい色に塗装してしまうと「連邦の白いヤツ」ってジオンの方々に言ってもらえなくなるので、ギリギリ兵器っぽい白い機体ってことでプロトタイプガンダムのカラーリングを参考にしました。
さて、今回イキオイでいろいろとイジってしまいましたが、最初から考えていたことが2つばかりあります。まずビームライフル。連邦軍…というか劇中では、初めてモビルスーツに携行できるサイズに小型化されたビーム兵器がガンダムのビームライフルです。ただ、その割には設定のライフルはコンパクト過ぎる気がしたので、やや大型化しました。
それと銃剣の装備。これは、直接ビームライフルで打撃攻撃を行うための装備ではなくて、不意打ちの打撃攻撃を防ぐための装備です。モビルスーツ用の銃器に緊急格闘戦用装備を搭載する発想は、後にGP-01のビームライフルに装備された小型ビームサーベル『ジュッテ』に継承されることになったとか、なっていないとか。
さらには、アナハイムエレクトロニクスがZガンダムのビームライフルに、銃口からビーム刃を展開する格闘戦用装備を仕込む発想の原点になっているとか、いないとか。
ただ、銃剣を装備させてしまうと、ガンダムがスパルタンになり過ぎる感じがしたので、磁石を仕込んでロケットランチャーとコンパーチブルにしています。MGでは、こんな感じでスーパーナパームのランチャーってことになっているようですが、今回のHGUCガンダムでは多目的ランチャーってことで、スーパーナパームをはじめ撤甲弾・対MS榴弾(HEAT弾)なども発射可能。
そして、もう1つ考えていたのがビームジャベリンの装備。小生の拙い記憶では、劇中のビームジャベリンは、ビームサーベルと同じ柄が伸びて槍状になったものだと記憶しています。つまりビームサーベルもビームジャベリンも、同一の柄状のユニットから2種類の形態に展開できる兵器なのか、あるいは同じ場所にどちらかを選択して装備する兵器だってことです。
しかし、同じ柄状のユニットから違う形態に展開するにしては機械的にムリがあるし、同じ場所に選択式で装備するというのも、言い換えればビームサーベルと同じような形状で収納されているということになるわけで、これもムリ。
で、ビームジャベリンはシールドにマウントする方式にしました。シールド裏にくっついている2本の棒状のモノが収納状態のビームジャベリンで、展開すると下の画像のようになるわけですな。もちろん、今回は伸縮式のビームジャベリンを作ったのではなくて、収納状態と展開状態の2種類を作っています。
ビームジャベリンの後端にはロケットエンジンが内蔵されていて、投擲と同時にロケットエンジンに点火して自己推進するって設定です。宇宙空間に限定すれば、シールドから直接発射することも可能。
当然ながら、手持ちの武器としても使用できますが、ジャベリンの本体部分(ビーム刃以外の部分)はヒート剣でもなければ耐ビームコーティングなどが施されているわけでもありません。つまり、先端のビーム刃の部分以外でザクのトマホークとかゲルググのビームナギナタを受け止めようとすると、簡単に切断されてしまいますから注意が必要です。
格闘戦の場合は、やっぱりビームサーベルの方が使いやすいってワケだな。
ビームサーベルに限った話ではありませんが、2刀流ってカッチョいいっス♪
それ以外に、左手にのみ40mm機関砲×2の装備があるという設定です。これは対軽装甲車両・歩兵用の火器です。いちおうCIWSとしても機能するってことにしましょうか。
そしてハイパーバズーカ。主に拠点や艦船攻撃用の火器ですな。
バズーカの塗装は、劇中のイメージではなくてMGのver.Ka風に白ベースにしました。ただ今回、肩を上方向にボリュームアップしちゃったので、バズーカを構えさせにくくなってしまっています。
他にも塗装関連で失敗続きだったために、たいしたこともしていないのにやたらと制作に時間がかかってます。詳細は制作奮闘記(ブログ)を参照してください。
バンダイ 1/144 HGUC ガンダム 各種アングル
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